2010年10月21日
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感想・映画「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」

Written By: トーノZERO連絡先

 ポイントを使ってタダで見てきました。

 内容は……、密室の殺し合い推理ゲームですね。感想はネタバレ隠しで。

感想 §

  • 全般的に切れ味がやや鈍い気がするのは、合議制の会議室で映画を作ってるからか
  • 登場人物がちょっと多すぎて全員を把握できない。やはり4人が限界なのかも
  • しかし、どんどん死んで最終的に4人に絞り込まれてから分かりやすくなってナイス
  • いや本当は2人になったと思ったのだよ。監獄の中の1人はもう関係ないと思ったし、おっさんは死んでると思ったので
  • 北大路欣也は見応えがあった。さすがは年の功。理性的で最終的に心理的にあてになる
  • でも、最後に死んじゃう
  • でも、そのあとで殺人者から逃れるだけのフェイクの死体と分かる。大人らしいしたたかさ
  • こんなこともあろうかと銃に細工しておくおっさん。さすが。銃を撃てない善人が助かる仕掛け
  • ヒロインの正体は怪しいと思っていたが、犯人ではなくああいう立場とは
  • 最後の最後、カップルではなくおっさんと2人で街に帰る主人公が哀れ
  • 最後にバッグ投げ捨てるところは、メガゾーン23の最後に杖を捨てちゃうシーンを連想した
  • 実は天井にガードロボットの移動用レールが見えていて、各部屋ごとに分岐しているのは凝っている
  • 残り人数2名で終了するというルールは、実はおっさんは死んでいない伏線になっている。おっさんが死んでいるとすると2人になる状況でもゲームは終わっていない
  • 変な建築物とは、森博嗣のミステリにでも出てきそうだが、映画の中で本当にセットを組んだのだろうか?
  • インデアンが10人。One Little Two Little Three little indean.
  • 全般的に設定が破綻していて「人の死」の扱いが社会的に軽すぎる
  • ガードロボがデザイン的に少し安直すぎてコクがない感じだが、ヒロインが良かったからまあいいか。どうせ見るのはロボよりヒロイン